ペドロ&カプリシャス
ペドロ&カプリシャス ベスト撰集<24/96>
村治佳織「Viva!Rodrigo」
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村治佳織 ギター協奏曲の最高傑作「アランフエス協奏曲」を本場スペインの指揮者、オーケストラと再録音! 前作のクラシカル・クロスオーバー・アルバム『AMANDA』から一転して、クラシック・ギター最高の協奏曲《アランフエス協奏曲》の登場です。村治佳織にとってはこの作品の録音は1997年の「パストラル」以来2度目となりますが、その最初の録音が縁となって始まった、ロドリーゴ本人との出会いやロドリーゴ令嬢セシリアとの長年の交友関係を通じ、村治佳織とスペインとの縁は年々深まっていったのです。前回の録音から7年の歳月が経ちますが、彼女が音楽的にも人間的にもますます成長をとげたこともプラスとなって、ロドリーゴの音楽に対する彼女の解釈の深さが際立つ録音となりました。この作品にふさわしい本場スペインの指揮者、オーケストラで、村治の敬愛するロドリーゴの作品をDecca伝統の録音方式で録音した快演盤です。 また、ロドリーゴの最初のギター協奏曲である「アランフェス協奏曲」と、最後のギター協奏曲となった「ある宴のための協奏曲」を同時に収録していることも特筆すべきでしょう。 小品ながら非常に価値の高い「ヒラルダの調べ」とあわせて収録されたこの協奏曲は、初演にあたった名手ペペ・ロメロをして「これほど演奏の難しい作品は初めてだ」と言わせたほど技術を要する難曲。しかしながら、これを表情豊かに弾きこなす村治佳織の演奏は、彼女が明らかに世界のトップ・ギタリストとして踏み出したことを再認させるものです。 村治佳織(ギター) ガリシア交響楽団 指揮:ビクトル・パブロ・ペレス 録音:2007年7月16日-20日スペイン、ラ・コルーニャ
ロドリーゴとアランフェス
「アランフェス協奏曲」は、ホアキン・ロドリーゴの名を国際的に高めた代表作。スペイン内戦(1936-39)の間に数々の困難のなかで作曲されたこの協奏曲は、終戦後1940年秋にバルセロナで初演され、ギター協奏曲というカテゴリーの確立に際立った役割を果たす事になった。とりわけ第2楽章アダージョは、マイルス・デイヴィスの録音に代表されるように、ジャズの世界でもアレンジを施され度々演奏されるなど、その名旋律はジャンルの壁を越えて愛奏されている。 アランフェスは、スペインのほぼ中央のマドリードから47キロほど南へ下った土地であり、16世紀以降、王の離宮や庭園が作られた森に覆われたオアシスである。ロドリーゴは婦人と共にこの土地を訪れ、古の“オアシス”と、そこで繰り広げられた歴史絵巻に思いを馳せ、その経験は作曲にあたって大いなるインスピレーションを与えたという。彼自身の言葉によれば、そこは「貴族的なものが民衆的なものとひとつに融けあった時代」を感じさせるところであり、18世紀末頃をイメージして作曲されたというこの音楽には、その時代の精神が色濃く反映されていると言えよう。
イョラン・セルシェル(ギター)オルフェウス室内管弦楽団/ロドリ−ゴ:アランフェス協奏曲/ある貴紳のための幻想曲、他 まとめて試聴
スウェーデン出身のイョラン・セルシェルは、バッハからビートルズまで演奏するその音楽性の広さで知られるギタリスト。23歳でパリの国際ギター ・コンクール に優勝すると、そのままグラマフォンと契約、現在でも第一線で活躍している。1990年発表の本作でも彼の特徴であるスムーズで落ち着いた演奏を展開しており、ラテン系ギタリストは趣を異にする独特の解釈を聴く事が出来る。 チェロのジャン・ワンとのデュオで収録、彼独特の11弦ギターも楽しめるREVERIEが最新作。
ペペ・ロメロ(ギター)サン・アントニオ交響楽団/ロドリ−ゴ:アランフェス協奏曲、他 まとめて試聴
ロメロ・ギター四重奏団が収録した、母国スペインへの愛情が詰まった作品。ロドリーゴのギター協奏曲を2つと、ヴィヴァルディの協奏曲をギター用にアレンジしたものを収録しているが、全体としては非常にゴージャスな印象。タイトルの“アランフェス協奏曲”はもちろん、オーケストラをバックにしたギター四重奏“アンダルシア協奏曲”も聴きものだ。傑出した4人の音楽家が揃ったロメロ・ファミリーのタレントを十分に楽しめる内容。1967年録音
東京都出身。福田進一に師事。 89年、ジュニア・ギターコンテストにおいて最優秀賞を受賞。91年、学生ギターコンクールにおいて、全部門通じての最優秀賞を受賞。92年ブローウェル国際ギターコンクール(東京開催)及び東京国際ギターコンクール優勝。 93年デビューCD「エスプレッシーヴォ」をリリース。95年第5回出光音楽賞を、 96年村松賞受賞を最年少で受賞。同年5月、イタリア国立放送交響楽団の定期演奏会に招かれ、本拠地トリノにおいて共演、ヨーロッパデビューを飾る。99年、エコール・ノルマル卒業と同時に帰国。以後積極的なソロ活動を行う。多数のオーケストラと共演した日本ツアーも好評、近年には韓国、中国での演奏も行い、06年4月にはアメリカ・デビューを果たす。 05年10月、スペインにてバレンシア・オーケストラと共演、アランフェス協奏曲を演奏し、好評を博す。06年1月にはフランスのナント音楽祭に参加。同年4月にはアメリカ西海岸でリサイタル・ツアーを行い、アメリカ・デビューを果たす。 演奏活動の他、NHK総合TVやJ-WAVE(FM)で番組パーソナリティをつとめるなど、幅広い分野で活躍している現在最も注目されているギタリストである。