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クラシック -5人のマエストロ〜5大指揮者特集

世界中が熱い視線を集める名指揮者が続々来日!

古くはシャルル・ミュンシュやフルトベングラー、カラヤン、ベーム、最近ではクラウディオアバドや小澤征爾など、巨匠と呼ばれる数々の指揮者たちがそれぞれの時代を築き、それぞれの音楽というものを形創ってきました。
e-onkyo musicでは、かつての名巨匠たちと肩を並べて語り継がれるであろう、今世界で活躍する名指揮者5名をピックアップします。
おりしもこの11月にそのうち3名が来日するという絶好のタイミングです。今をときめく名演奏をお楽しみください。

※単曲のご購入は、各楽曲の詳細ページから行ってください。

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プロフィール

クリスティアン・ティレーマンは1959年ベルリン生まれ。そして若くから、カラヤンが言うところのクラシック指揮者の「つらいが不可欠な仕事」を数限りない小さな劇場でこなし、カラヤンのアシスタントも経験しています。デュッセルドルフ・ライン歌劇場の音楽監督としてそのキャリアがスタートしたティーレマンは、1993年からはボローニャ歌劇場の首席客演指揮者を務めるなど、オペラの本場イタリアでの経験も含め、20年間に渡る研鑽を重ねた後、ロンドンのコヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場など、さらに厳選されたオーケストラやオペラ・ハウスに活動の場を広げてゆきました。1997年から2004年、彼はベルリン・ドイツ・オペラの音楽監督を務め、近年払底気味だったドイツ人、しかもカペルマイスターの修業を経た指揮者として脚光を浴びる存在となり、それを裏付けるように、2003年にはドイツ功労十時勲章を送られています。2004年からは、ジェームズ・レヴァインの後任として、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任、その活躍にますます期待が寄せられています。
今回は、11月公演の曲目から「ブラームス:交響曲第1番」、「ブルックナー:交響曲5番」を取り上げています。真のドイツ音楽の伝統の継承者に相応しい風格を湛えた、堂々たる演奏をじっくりとご堪能ください。

■ティーレマン&ミュンヘン・フィル【来日公演スケジュール】
・2007年11月3日(土)16:00開演 サントリーホール
・2007年11月4日(日)16:00開演 サントリーホール 他

 ブラームス:交響曲 第1番、他/クリスティアン・ティーレマン

ブラームス:交響曲 第1番、他/クリスティアン・ティーレマン(指揮)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

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2005年6月、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団との3枚目のライブ録音。音楽の流れを重視した演奏は、全ての瞬間が生命力に満ちており、非常に低弦の効いた、ドイツらしい重厚さを湛えたものとなっています。 ヨハネス・ブラームスの交響曲第1番は、1876年カールスルーエで初演され、ハンス・フォン・ビューローに「ベートーヴェンの交響曲第10番」とまで言わせたほどの完成度を示した、交響曲史上でも最も重要な作品のひとつ。ドイツ生まれのティーレマンであればこそ、楽曲を真に理解し、表現することが出来るのです。
「このブラームスを敢えて悪魔が潜む演奏と形容してもお叱りは受けないであろう。それほど生きて呼吸し、変容を続け、最後はドラマティックな山を築いて、聴き手を熱いロマンに浸らせる稀に見るブラームスなのである。」
(ライナーノーツより)

指揮: クリスティアン・ティーレマン、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 <録音>: 2005年6月、ミュンヘン、フィルハーモニー・イム・ガスタイク〈ライヴ〉

 ブルックナー:交響曲第5番/クリスティアン・ティーレマン

ブルックナー:交響曲第5番/クリスティアン・ティーレマン(指揮)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

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2004年秋ミュンヘン・フィルの音楽総監督に就任したティーレマンの記念すべき就任披露演奏会のライヴ・レコーディングであり、先にご紹介したブラームスに続くことになる、ライブ録音シリーズの第1弾です。
ミュンヘンとブルックナーの結びつきは深く、創立直後の時代に全曲演奏をするなどたびたび取り上げてきました。
そのなかでも第5番は1935年に原典版が初演、1985年には本拠ガスタイクのこけら落としでチェリビダッケによって演奏されるなど節目に取り上げられてきた曲目です。10月29日の初日は「非常に感銘深い演奏」(南ドイツ新聞)、「演奏が終わるや否や聴衆の喝采が爆発し、ティーレマンの微笑が輝いた。ブルックナーがそこにいればおそらく同じように微笑んだことだろう」(ファイナシャルタイムズ)と、絶賛されました。

指揮: クリスティアン・ティーレマン、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 <録音>: 2004年10月 ミュンヘン

 プロフィール

1953年にモスクワで生まれたゲルギエフは、イリヤ・ムーシンの指導のもとレニングラード音楽院に学びました。23歳の時にヘルベルト・フォン・カラヤン指揮コンクールへ参加、その2年後にはキーロフ歌劇場において芸術監督・指揮者の座に就任すると、1988年にはキーロフ劇場(オペラ・バレ工)の芸術監督に就任し、この歴史と伝統あるキーロフ劇場を世界の頂点へと押し上げ、今や世界で最も注目されているインターナショナルな歌劇場へと甦らせました。
1997年以降はニューヨーク、メトロポリタン・オペラの首席客演指揮者、ロッテルダム・フィルの首席指揮者も務める傍ら、キーロフ・オペラ/バレ工との仕事に年間250日を費やし、さらには数多くの音楽祭の芸術監督やウィーン・フィルの仕事などなど、創作意欲と、それを支えるバイタリティーに溢れたゲルギエフは、ソビ工ト連邦崩壊後マリインスキー劇場を存続させてきたという業績もあいまって、今や国民的ヒーローとも言える存在です。
来日公演ではロシアの大作曲家が曲目に組まれていますが、ここでは、彼が熱愛するプロコフィエフを味わって頂きたいと思います。

■ゲルギエフ&マリインスキー歌劇場管弦楽団【来日公演スケジュール】
・2007年11月4日(日)14:00開演 横浜みなとみらいホール
・2007年11月5日(月)19:00開演 サントリーホール ほか多数

 R=コルサコフ:シェエラザード、他/ワレリー・ゲルギエフ

R=コルサコフ:シェエラザード、他/ワレリー・ゲルギエフ(指揮)マリインスキー劇場管弦楽団

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超多忙な日程のなかで、どうしてこれほどの質を維持できるのかと疑いたくなるほどの好演です。同じ旋律が繰り返し登場し、演奏が平坦になりがちなこの曲を非常にダイナミックに、ときには静謐感たっぷりに聴かせ、爆発的なパワーを漲らせた壮大そのものの第4楽章へ聴く者をぐいぐい引っ張っていく圧倒的な内容は、シェエラザードの決定版と言っても過言ではないでしょう。
人間業とは思えぬほどのスピード感で鳴り響くオーケストラが、息をもつかせぬ巨大な音の波となって突進する第4楽章まで、ゲルギエフだからこそ実現可能な"超演"にどっぷりと浸ってみてはいかがでしょうか?

ワレリー・ゲルギエフ(指揮)キーロフ歌劇場管弦楽団 <録音>:2001年11月23-25日、マリインスキー劇場

 プロフィール

1981年べネスエラのバルキシメント生まれ、2004年の第1回グスタフ・マーラー指揮者コンクールに優勝し、世界の檜舞台に躍り出た25歳の俊英、グスターボ・ドゥダメル。以降、マーラー・チェンバー・オケ、イスラエル・フィル、エーテボリ響、フランス放送管、ロサンゼルス・フィル、バーミンガム市響、ドレスデン国立管、フランクフルト放送響、スカラ・フィル、ボストン響、ベルリン国立歌劇場、スカラ座などを指揮。2007年もロス・フィル、フィルハーモニア管、チェコ・フィル、シカゴ響、イスラエル・フィル、ウィーン響、ウィーン・フィル、ベルリン国立歌劇場、フランス放送フィル、ニューヨーク・フィルなどなど、世界中で活躍、ローマ教皇ベネディクト16世の80歳を記念する公演ではドヴォルザークの「新世界より」を演奏し、全ヨーロッパにテレビで生中継されるなど、ますます人気がヒート・アップしています。
2007/8年シーズンからエーテボリ交響楽団の首席指揮者に就任、また、2009/10年シーズンからサロネンの後任としてロサンゼルス・フィルの音楽監督就任も決定しています。
アバド、バレンボイム、ラトル等に絶賛された、今若手ナンバーワンの注目株です。

 ベートーベン:交響曲第5番&第7番 他/グスターボ・ドゥダメル

ベートーベン:交響曲第5番&第7番 他/グスターボ・ドゥダメル(指揮)シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ

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アバド、バレンボイム、ラトルをはじめ、有力者がこぞって賛辞を送ったドゥダメルのデビュー・アルバムです。沸点に達した情熱が疾走するかのような、まさに若きベートーベンがここにあります。
ベートーベンはベネズエラでは音楽が人生を変え得るシンボルだ、と語るドゥダメル。「第7番は純粋な喜びだ。第5番は希望で終わる。この音楽のエネルギーは、若い音楽家たちにとって素晴らしいものだ……みんなと希望を分かち合えるから、それは何か驚くべきものとなる。」
大胆にもデビュー録音で交響曲の頂点を極めたその背景には、様々な視点から音楽を捉える考察力と、既存の演奏に捕らわれない奔放さ、そして自身の芸術表現への確固たる自信が伺えます。ベネズエラ出身の若干25歳。これからを大きく期待させる仕上がりです。

グスターボ・ドゥダメル(指揮)シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ <録音>: 2006年2月 カラカス

プロフィール

1955年、リヴァプールに生まれたラトルは、1971年にロンドンの王立音楽アカデミーに入学し指揮を学びました。19歳でジョン・プレイヤー国際指揮者コンクールに優勝、その2年後の1976年にはフィルハーモニア管弦楽団を指揮し、プロ指揮者としてデビューしています。
若干20歳前半にして花咲いたこの才能には、世界各地のオーケストラから主要ポストの申し出があったものの、1980年に自国のバーミンガム市交響楽団の首席指揮者に就任、商業的な成功より自らのスタイルの熟成と、芸術家としての成長を選び、その大器っぷりで世界中を驚かせましたが、その選択は、当時知名度が高いとは言えなかったこのバーミンガム市交響楽団を世界一流のオーケストラに育て上げるという結果をもたらし、実力の程をさらに示すこととなりました。1994年には30代の若さにしてナイトの称号を与えられています。
2002年、クラウディオ・アバドの後任として、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者兼芸術監督に就任、映画「ベルリン・フィルと子供たち」の製作や、若年層の聴衆および音楽人開拓のための「Zukunft@BPhil」を新機軸として打ち出し、ベルリン・フィルの伝統に新たな光を当てようとしています。

 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番、他/アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)サイモン・ラトル(指揮)

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番、他/アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)サイモン・ラトル(指揮)

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巨匠ブレンデルがラトル、ウィーンフィルと取り組んで夢の共演と話題を呼んだベートーベン。ピアノ協奏曲全曲録音からの分売盤です。
ラトルのパワフルな指揮に食らいつくウィーンフィルと遊び心満点で自分を表現するブレンデル、今まで体験したことのないような新鮮な「皇帝」を聴く事が出来ます。

サイモン・ラトル(指揮)アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 <録音>:1998年 2月 ウィーンムジークフェラインザール

プロフィール

エフゲニー・ムラヴィンスキーと共にレニングラード・フィルハーモニー交響楽団の指揮者を務めたアルヴィド・ヤンソンスを父に持つヤンソンスは、1943年に生まれのラトビアの指揮者。レニングラード音楽院でピアノ・ヴァイオリン・指揮を学んだ後、ウィーン国立音楽アカデミーに留学。留学先ではスワロフスキーやエスターライヒャー、そしてザルツブルクでカラヤンの薫陶を受けています。
1971年、カラヤン国際指揮者コンクールで2位の成績に輝き、同年、かつて父が指揮したレニングラード・フィルでプロ・デビュー。ムラヴィンスキーの助手として研鑽を積むと同時に、1979年からはオスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任、2000年に退くまで、この楽団のレベル・アップに尽力しました。また、90年代以降は1992年のロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、1997年から2004年までピッツバーグ交響楽団の首席指揮者も兼任するなど、世界の一流オーケストラでの客演が多く、活動が本格化してゆきました。
2001年にはウィーン楽友協会の名誉会員に推挙され、その2年後にはバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任、さらに2004年からはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の常任も務めるようになり、ヤンソンスはふたつのヨーロッパ有数の名門オーケストラの常任を兼任する事となりました。コンセルトヘボウの常任就任早々、同団を帯同して来日公演を行ない、日本の聴衆にも好評をもって迎えられたことは記憶に新しいところです。今回ご紹介するニューイヤー・コンサートの指揮は2005、2006年に務めています。

■ヤンソンス &バイエルン放送交響楽団【来日公演スケジュール】
・2007年11月19日(月)19:00開演 サントリーホール
・2007年11月20日(火)19:00開演 サントリーホール
・2007年11月23日(金・祝)18:00開演 サントリーホール ほか

 ニューイヤー・コンサート2006/マリス・ヤンソンス(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ニューイヤー・コンサート2006/マリス・ヤンソンス(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

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2006年の”ニューイヤー”に登場したマリス・ヤンソンス。ヤンソンスはバイエルン放送交響楽団やアムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団という名門オケを率いて活躍する売れっ子指揮者の一人です。2006年はモーツァルト生誕250年にあたり、演奏曲目に「フィガロの結婚序曲」を入れるなどヤンソンスならではの粋なはからいが感じられます。今回の来日はバイエルン放送交響楽団とともに全国7ヶ所でコンサートツアーを実施。

マリス・ヤンソンス(指揮)ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 <録音>:2006年1月1日 ウィーンムジークフェラインザール ライブ盤

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