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ハル・ギャルパー/NOW HEAR THIS

エディ・ゴメス,他

ビューティフル・ラヴ〜ザ・NYC・セッション
<24bit/96kHz>

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ジャズ -チョイス
    
 バド・シャンク/Live At The Haig

バド・シャンク/Live At The Haig

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本作は歴史的な演奏の発掘発売である。1956年1月にロサンジェルスの“ヘイグ”で実況録音されたバド・シャンク・クァルテットの演奏で、ウェスト・コースト・ジャズ全盛期のプレイである。シャンクも若く、情熱的でめくるめくようなアルト・サックスのソロに圧倒される。当時のシャンクはアート・ペッパーと並ぶアルトの名手であり、フルートも吹いた。また白人バド・パウエルと呼ばれたクロード・ウィリアムソンのバップ・スタイルのピアノも光っている。など、どれも永遠の輝きをもつ演奏ばかりである。

バド・シャンク(As、Fl)クロード・ウィリアムソン(P)ドン・プリル(B)チャック・フローレス(Ds) 1956年1月録音

 ローランド・ハナ/Sir Elf

ローランド・ハナ/Sir Elf

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ローランド・ハナはごつい顔をしているが、彼のピアノは大変デリケートでリリカルでもある。彼はサドニメルのビッグ・バンドでも演奏したが、やはりソロやトリオで聴くべきピアニストである。彼は大変個性的なピアノを弾くので、本作のようなソロ演奏だと個性を100パーセント発揮できるのである。73年4、5月録音なので、古いスタンダードだけでなく、<Killing Me Softly With His Song>のような新しい曲も取り上げていて興味深い。しかし黒人なのでブルースや、自作の<Morning>などはグルーヴィでコクのある演奏を聴かせてくれる。

ローランド・ハナ(P) 1973年4、5月録音

 ジョアン・ブラッキーン/Snooze

ジョアン・ブラッキーン/Snooze

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ジョアンは現代女流ピアニストきっての才媛だ。スケールの大きいファンタスティックなピアノを弾く。モード技法から前衛的なスタイルまでをこなした上で、独自のメロディックで華やかなスタイルを確立しており、あざやかなテクニックを用いてのピアニスティックな演奏には圧倒される。ここではセシル・マクビー(B)ビリー・ハート(Ds)を従えてトリオで演奏している。W.ショーターの<Nefertiti>、マイルスの<Circles>以外は自作が中心で早い曲とバラードを弾き分ける。題名「居眠り(Snooze)」とはうらはらな目の醒めるようなヴィヴィッドな演奏である。75年3月の録音で、初リーダー作品。

ジョアン・ブラッキーン(P)セシル・マクビー(B)ビリー・ハート(Ds) 1975年3月録音

 バディ・デフランコ/Free Sail

バディ・デフランコ/Free Sail

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デフランコはモダン・クラリネットの最高峰だが、ここでもその実力を見せつけてくれる。彼のフレーズはパーカーのようにモダンで、音は力強く透明感があり、明快だ。クラリネットでこれほど多彩な表現力を持ったクラリネット奏者は他にいない。ピアノとエレクトリック・ピアノを弾くのはイギリス出身のビクター・フェルドマン、ギターはバディと同じイタリア系のチオディニーでモダンな実力者。バディはタイトル通り自由奔放な公開をみせる。トラック1はバディの自作で、トラック3はビクターの作。バディの快心作である。

バディ・デフランコ(Cl)ビクター・フェルドマン(P)ジョン・チオディニ(G)ビクター・スプロールズ(B)ジョー・コクゾウ(Ds) 1974年7月録音

    
 チャック・ウェイン&ジョー・ピューマ/Interactions

チャック・ウェイン&ジョー・ピューマ/Interactions

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白人モダン・ジャズ・ギタリストのデュエットである。この2人組は70年代に実際によくニューヨークのライヴ・ハウスに出演していた。したがって2人の呼吸はぴったり合っている。チャックは50年代のジョージ・シアリング・クインテットの出身。ピューマはリー・コニッツらと共演してきた。共に知的でデリケートなプレイを得意にしている。緊張感にあふれたインタープレイはスリリングである。<Fly Me To The Moon><Body And Soul>などスタンダード・ナンバー中心に演奏している。

チャック・ウェイン(G)ジョー・ピューマ(G) 1973年11月録音

 リー・コニッツ/Tenorlee

リー・コニッツ/Tenorlee

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リー・コニッツの本来の楽器はアルト・サックスだが、ここでは全編テナー・サックスを吹いている。そこでテナーと名前のリーを合成して「テノーリー」というタイトルが生まれた。リーはテナーも好きで時々吹くが、テナーだと彼が尊敬するレスター・ヤングのソフトでふくよかでリラックスしたスタイルが現れる。ここではよく知られたスタンダードを中心にゆったりした気分で演奏している。リーは知的でユーモアのある学者風の男だが、本作はユニークな面白さをもっており、ドラム・レスなのもすっきりしている。

リー・コニッツ(Ts)ジミー・ロウルズ(P)マイケル・ムーア(B) 1977年1、7月録音

 キャロル・ストーン/Cotton Tail

キャロル・ストーン/Cotton Tail

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バラードもアップ・テンポもスキャットもうまい理想的な白人女性ジャズ・シンガー、キャロル・ストーンの代表的な傑作に挙げていい一枚である。<Cotton Tail>では得意のスキャットを交えて歌い、聴くものは手に汗にぎる。この曲と、<Tomorrow Mountain>はデュク・エリントンの曲であるが、エリントン楽団出身のアルト奏者ノリス・ターネイが加わり、味わい深い、熱いグルーヴィなソロをはさむ。ベニー・アロノフのピアノもうまい。<Something Cool>、ハンプトン・ホーズの<Jackie>とここでのキャロルは意欲的だ。

キャロル・ストーン(Vo)ベニー・アロノフ(P)ノリス・ターネイ(As)ジョージ・ムラーツ(B)ジョー・ラバーベラ(Ds) 1978年11、12月録音

 ジミー・ロウルズ/Grandpaws

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ベテランの白人ピアニスト、ジミー・ロウルズがトリオ編成で気分的にも大いに乗って繰り広げたあざやかな演奏である。バスター・ウィリアムズ(B)ビリー・ハート(Ds)の見事なサポートぶりと時々みせる対等のプレイが耳をそば立たせる。ジミーはハンク・ジョーンズの白人版の感もあり、耳障りの良い、明快でスウィンギーなプレイをみせるし、スタンダード曲を素材にした時の表現は的確で他の追従を許さない。<Lush Life><Take The A Train>など7曲からなる13分にわたるメドレーは変化にも富んでいて楽しめる。

ジミー・ロウルズ(P)バスター・ウィリアムズ(B)ビリー・ハート(Ds) 1976年3月録音

    
 ジミー・ジュフリー/Music For People, Birds, Butterflies & Mosquitoes

ジミー・ジュフリー/Music For People, Birds, Butterflies & Mosquitoes

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ジミー・ジュフリーはマルチ奏者でフルート、クラリネット、テナー・サックスを吹く。ここでのジミーは50年代に映画「真夏の夜のジャズ」に出演した頃のユーモアの感覚を取り戻して楽しく聴かせてくれる。“人と鳥と蝶と蚊に捧げる音楽”とちょっと人を喰ったタイトルがついているが、組曲風で全曲ジミーのオリジナルである。フォーク的で自然と融和する旋律とサウンドが心地よい。ベースとパーカッションとのトリオなのもすっきりしている。フルートは民族的でテナーは太く豊かでロリンズ的でもある。ジミーの一大傑作である。

ジミー・ジュフリー(Fl、Cl、Ts)キヨシ・トクナガ(B)ランディ・ケイ(Per) 1972年12月録音

 ビクター・フェルドマン/Your Smile

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ビクター・フェルドマンはイギリス出身のピアノ、ヴァイヴ、打楽器奏者。キャノンボールと共演したこともある才人。ここではさわやかなウェスト・コーストの風を思わせる軽快でエンターテイメントにあふれた演奏となっている。トム・スコットもマルチ奏者でフルート、あると、テナー・サックスを吹く。チャック・ドメニコ(B)ジョン・ゲラン(Ds)と名手が揃っており、ビクターのオリジナルを中心に、モーダルな演奏やボサ調のものまでが聴ける。74年のロサンジェルスにおけるライヴ録音。トムの創造的で躍動的な演奏が光る70年代の西海岸派ジャズだ。

ビクター・フェルドマン(P、Vib、Per)トム・スコット(Fl、aFl、As、Ts)チャック・ドメニコ(B)ジョン・ゲラン(Ds) 1973年7月録音

 ズート・シムズ/Zoot Sim's Party

ズート・シムズ/Zoot Sim's Party

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ズートはかなり多作家だが、本作は彼の70年代における代表的名演であろう。ズートはワン・ホーン編成の演奏に限るが、ここではジミー・ロウルズ(P)ミッキー・ロッカー(Ds)ボブ・クランショー(B)のトリオをバックにワン・ホーンでのびのびと豊かにリラックスした気分で演奏している。ニール・ヘフティの<Fred>、エリントンの<Caravan>、それに< Getting Sentimental Over You>といったバラードにおける成熟した表現は若い頃のプレイにない充実ぶりだ。ピアノのロウルズも絶妙だ。

ズート・シムズ(Ts,Ss)ジミー・ロウルズ(P)ミッキー・タッカー(Ds)ボブ・クランショウ(B) 1974年4月録音

 アイリーン・クラール/Gentle Rain

アイリーン・クラール/Gentle Rain

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アイリーン・クラールはジャッキー&ロイ・クラールの妹で、センスのいい優雅なキメの細やかな表現力を持つ女性ジャズ・シンガーだった。聴けば聴くほど味わいの出る歌手だ。64年から10年間結婚で引退していたが、74年にここでもピアノを弾いているアラン・ブロードベンドと組んでカムバックし、チョイスに復帰第1作「Where Is Love?(恋の行方)」を録音した。本作はチョイスへの第2作で、さらに成熟した大人の歌を聴かせてくれる。バラードが中心でピアノとの共同作品と言っていいほどアランの演奏も見事である。77年8月録音で、アイリーンは78年にガンで亡くなった。

アイリーン・クラール(Vo)アラン・ブロードベンド(P) 1977年8月録音

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