ペドロ&カプリシャス
ペドロ&カプリシャス ベスト撰集<24/96>
米西海岸モンタレーで毎年開催される“モンタレー・ジャズ・フェスティバル”が今年で記念すべき第50回目を迎えます。そこで、50周年を記念してフェスティバル自らレーベルを発足、過去49年間で録音された音源の公表を行うことになりました。スタンフォード大学のミュージック・ライブラリに保存されたその録音はおよそ2000時間にものぼるという膨大なもの。今回、そのなかから選りすぐりのタイトルが発売になりましたのでここでご紹介いたします。歴史的にも大変貴重な音源でもあり、今、世界から注目を浴びているこの新レーベル、要チェックですね。なお、収益の一部は同フェスティバルが実施するジャズ教育分野への資金に充当されるということです。 ※単曲のご購入は各楽曲の詳細ページから行ってください。
マイルス・デイヴィス/ライヴ・アット・モンタレー・ジャズ・フェスティヴァル1963
まとめて試聴
チェック
こちらは63年9月22日のニュー・クインテットによる西海岸デビュー演奏。5年以上演奏を共にしたウィントン・ケリー、ポール・チェンバース、ジミー・コブに代わって、ジョージ・コールマン、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムス(若干18歳!)を迎えたニュー・クインテットで有名盤「Seven Steps To Heaven」を録音したのはこの年の4月。この後、「My Funny Valentine」や「Four And More」といった録音を残したこのクインテットのカタログに、新たな1枚が追加されました。1年足らずで急激にグループとしての音楽を発展させたこのクインテットの足跡を埋める、貴重な録音です。 マイルス・デイヴィス(Tp)ジョージ・コールマン(Ts)ハービー・ハンコック(P)ロン・カーター(B)トニー・ウィリアムス(Ds)
V.A./モンタレー.ジャズ.フェスティヴァル〜ハイライトVol.1
開催50周年を記念したこちらのハイライト集は、まさに垂涎ものです。ジャズの黎明期を支えたルイ・アームストロングから、現代ジャズの歌姫ダイアナ・クラールまで、これ1枚でジャズの歴史や変遷をも窺い知ることが出来そうな、幅広いアーティストを取り上げています。 録音年:ルイ・アームストロング(1958)マイルス・デイヴィス・クインテット(1963)ダイアナ・クラール(1999)セロニアス・モンク・カルテット(1964)ジミー・ウィザースプーン&ロベン・フォード(1972)デイヴ・ブルーベック・カルテット(1962)パット・メセニー・トリオ with ラリー・グラナディア&ブライアン・ブレイド(1998)サラ・ヴォーン(1971)ジョー・ヘンダーソン(1965)ディジー・ガレスピー(1965)
ディジー・ガレスピー/ライヴ・アット・モンタレー・ジャズ・フェスティヴァル1965
ディジー・ガレスピーはセクステットによる65年9月19日の録音です。1940年代後半から、ラテンやアフリカの音楽的要素を取り入れて“アフロ・キューバン・ミュージック”を発展させたディジー・ガレスピー。「A Night in Tunisia」など、その代表的なオリジナル曲は勿論のこと、ケニー・バロンのオリジナルを2曲目に、最後はアントニオ・カルロス・ジョビン作曲のボサノヴァの代表曲「Chega De Saudade」を持ってくるなど、多彩な選曲をすべてアフロ・キューバンの味付けで魅力たっぷりに聴かせるところはさすがです。また、軽快なMCも挟みながら、一つのコンサートとして纏め上げるエンターテイナーぶりにも感服。最高のショーとして十二分に楽しめる内容です。 ディジー・ガレスピー(Tp)ジェームズ・ムーディー(Fl,Ts)ケニー・バロン(P)クリストファー・ホワイト(B)ルディー・コリンズ(Ds)ビッグ・ブラック(Congas)
サラ・ヴォーン/ライヴ・アット・モンタレー・ジャズ・フェスティヴァル1971
フランク・シナトラやトニー・ベネット、といった超人気アーティストも賛辞を惜しまないサラ・ヴォーンは、もはやジャズ・ヴォーカル界の伝説ですね。1971年9月19日というと彼女は47歳、新しいメインストリーム・レコードに移籍して録音活動を再び活発に行うようになった年ですし、この録音でも非常に張りのある歌声を聴く事ができます。ズート・シムズ、ベニー・カーターなどなど、錚々たる面々を擁するモンタレー・ジャズ・フェスティバル・オールスターズのバックアップもライヴの要所要所でサラを引き立てています。 サラ・ボーン(Vo)ビリー・メイズ(P)ボブ・マグナッソン(B)ジミー・コブ(Ds) モンタレー・ジャズ・フェスティバル・オールスターズ:ビル・ハリス(Tb)ロイ・エルドリッジ(Tp)クラーク・テリー(Tp,Vo)エディー・ロックジョー・デイヴィス(Ts)ズート・シムズ(Ts)ベニー・カーター(Ts)マンデル・ロウ(Gt)ジョン・ルイス(P)ルイ・ベルソン(Ds)
セロニアス・モンク/ライヴ・アット・モンタレー・ジャズ・フェスティヴァル1964
セロニアス・モンクがタイム誌の表示を飾った64年の演奏。ベースにスティーヴ・スワロウを迎えているところも貴重ですが、コロムビア・レコードと契約していたこの60年代初頭には"Miles and Monk at Newport"や"Live at the It Club"、"Live at the Jazz Workshop"といった評価の高いライヴ・アルバムを多く残した時期の未発表音源、という意味でも非常に価値の高い録音です。64年9月20日録音。 セロニアス・モンク(P)チャーリー・ローズ(As)スティーヴ・スワロウ(B)ベン・ライリー(Ds) モンタレー・ジャズ・フェスティバル・ワークショップ:バディ・コレット(Sax,Fl)ルー・ブラックバーン(Tb)ジャック・ニミッツ(Bs)ボビー・ブライアント(Tp)メルヴィン・ムーア(Tp)
ルイ・アームストロング/ライヴ・アット・モンタレー・ジャズ・フェスティヴァル1958
今年で記念すべき第50回目を迎えたこのフェスティバルの最初のオープニング・ナイト(58年10月3日)を飾った演奏。まずはディジー・ガレスピーが「...and now, ladies and gentleman, just the greatest, the king, Louis Armstrong! サッチモ〜!」とイントロダクションをつけると、待ちに待った観客からの大歓声。当時の熱狂が目に浮かぶようで、録音状態もかなり良好。翌年の64年には「Hello, Dolly!」でポップ・チャートのトップを獲得した頃ですから、その人気が全米を席巻していた時代です。それにしても62歳でこのステージを繰り広げたとは、やはりサッチモはグレイテストですね! ルイ・アームストロング(Vo,Tp)トラミー・ヤング(Tb,Vo)モート・ハーバート(B)ビリー・カイル(P)ピーナッツ・ハッコ・ジャミン(Cl)ダニー・バルセロナ(Ds)ヴェルマ・ミドルトン(Vo)